科目名 |
□哲学
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担当教員 |
冨吉 建周
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対象学年 |
1年
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クラス |
[001]
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講義室 |
S301教室
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開講学期 |
前期
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曜日・時限 |
木5
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単位区分 |
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授業形態 |
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単位数 |
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準備事項 |
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備考 |
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講義概要/Class Outline
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哲学とは、自分自身をほんとうに知ること、人間を根柢(絶対的限界)から把握すること、あるいは人間とはぎりぎりのところどこに存在しているのかを解明することである。われわれは、そのような意味で、人間とはなにか、家族とはなにか、人間を絶対的に限界付けると同時に人間を生かすものはなにか—これらを新約聖書の「放蕩息子のたとえ」の解釈を通して、明らかにしたい。
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講義計画 /Class Structure
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回 |
内容
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1
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講義概要の説明 「放蕩息子のたとえ」を概観する
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2
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同上
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3
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「はしがき」によって、父なる神とはなにか、人間とはなにか、家族とは何かを考える
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4
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「放蕩息子のたとえ」の解釈 1)その主題はなにか
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5
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2)親子関係の「父親」に注目して解釈する
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6
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3)親子関係の「子」に注目して解釈する
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7
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4)人間(子)が生きるということは、どのようなこととして生起しているのか—放蕩息子の場合
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8
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同上
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9
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同上
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10
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同上
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11
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同上
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12
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5)人間(子)が生きるということは、どのようなこととして生起しているのか—兄息子の場合
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13
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同上
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14
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講義のまとめ
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学習・教育目標/Class Target |
デカルトの「私は思う、ゆえに私は存在する。」がどういう事実を意味しているのかを理解すること、つまり哲学入門を果たすこと
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評価基準/GradingCriteria |
1)定期試験 2)小テスト 3)指定図書・参考文献をよむこと 以上によって評価する。
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評価方法/GradingMethod |
1)定期試験・・・70点 2)小テスト・・・10点 3)指定図書・参考文献を読むこと・・・10−20点
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受講上の注意/Class Rules |
テキストは毎時間かならず持参すること、そしてあらかじめ講義に関わる四−五ページを予習しておくこと
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受講制限/Prerequisit |
なし
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関連する科目/Related Class |
倫理学、宗教学,文学、神学・仏教学
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教科書/Text |
著者名
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富吉建周
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著書名
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宗教とは何か—「放蕩息子」と復活—
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出版社名
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創言社
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ISBNコード |
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指定図書/Assigned Books |
著者名
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佐藤研・荒井献訳
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著書名
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新約聖書Ⅱ ルカ文書
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出版社名
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岩波書店
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ISBNコード |
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著者名
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シュニーヴィント
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著書名
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放蕩息子
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出版社名
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新教出版社
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ISBNコード |
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参考文献/Bibliography |
著者名
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滝沢克己
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著書名
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将棋の哲学—はじめに言ありき—
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>出版社名
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創言社
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ISBNコード |
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著者名
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塚本虎二
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著書名
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放蕩息子とその父
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>出版社名
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聖書知識社
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ISBNコード |
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